Nutanix Enterprise Cloud OS ソフトウェアを活用したデータセンター間長距離レプリケーション
概要
システム基盤として Nutanix Enterprise Cloud OS ソフトウェアを採用し、 メインサイトである札幌データセンターから、LGWAN 網を通じて 全国の市町村様へ財務会計および水道料金改定システムのサービス提供を実施しています。
このシステムの遠隔地バックアップサイトを新潟のデータセンターに設置し、長距離データレプリケーションによってデータ保護を実現しています。
導入の背景
すでに5年以上が経過し、ハードウェアが保守切れを迎えることになったことで、新たな基盤に刷新する時期を迎えていました。 新潟からリモート操作で北海道の基盤を運用するため、できる限り運用しやすい仕組みが必要でした。 従来の3層構成では仮想化基盤やストレージの管理など個別に行う必要があり、シンプルな構成にしたいと考えていました。 価格競争力を保つために基盤コストをどう抑えるかという課題もありました。
導入の効果
短時間で誰にでもDR環境から復旧させることができるようになりました。 復旧の手順はおそらくステップ数だけみても半分以下になっており、何か起きたときでも復旧できる自信が持てるようになったのは大きいです。 パフォーマンス面においても改善し、特に月次バッチの処理時間がかなり短縮されました。
事例詳細
本事例が以下の Nutanix 社様 Web ページにて紹介されておりますのでぜひご覧ください。
プレスリリース: BSN アイネット、自治体向けクラウドサービス基盤の構築に Nutanix Enterprise Cloud OS ソフトウェアを採用パンフレット
本事例パンフレットは以下よりご確認いただけます。